B’z稲葉浩志の愛車バイクとは?

世界的アーチストとなったB’z

B’zといえばすでにみなさんも知ってのとおり、世界的アーチストとして名をはせる日本のアーチストです。
パワフルな歌声とハイトーンを難なくこなす歌の能力、相棒のギターテクニックも世界に知れ渡っているほどで、日本の宝ともいうべきロックスターでしょう。

そんなB’zのボーカリスト、稲葉浩志さんは大のバイク好き、という事をご存知でしょうか。
カスタムバイクについて対談なども行っている稲葉さんはどのようなバイクに乗っておられるのでしょうか。

稲葉浩志さんの愛車は?

稲葉さんはカスタムバイクが好きで、所有されているバイクを見てもそれがよくわかります。
1939ハーレーダビッドソンEL、ナックルヘッドと呼ばれるバイクもカスタムバイクです。
カスタムバイクアーチストである木村信也さんが、稲葉さんのために作った最初のハーレーがナックルヘッドだそうです。

稲葉さんはオーダーの際、龍のようなイメージと木村さんに伝えたそうです。
ここでこのナックルヘッドのリム部分に利用されているブルーグレーの色について、木村さんと一緒にウナギを食べに行き、その時の箸袋の色でこの色が決まったという話が知られています。

最初は稲葉さんが生まれた年に作られたハーレーエンジンのパンヘッドで、というオーダーだったようですが、出来上がったものはナックルヘッド、イメージしていくうちにだんだんとそっち方向になっていったのでしょう。

納車の際、ジョッキシフトの練習のために山に走りに行くと途中土砂降り、人の家の車庫に避難し、その後洋服を購入して着替えた、さらに翌日東京に戻る際には富士川くらいの場所でピストンが故障、ガソリンキャップをいじったことで落とす、結果、数日後にやっと納車したそうです。

ウナギの話がもう一つ、オリジナルのエンジンキーは真鍮で作られた「ウナギの肝」の形をしているのだそうです。

ハーレーダビッドソン ツインカムが2台目

これも木村さんが作ったバイクですが、木村さんがアメリカにわたり作ったバイクです。
稲葉さんのイメージの中には静か、でも揺るがない芯、頑固さを感じたという事で、静かでも力強いバイクというイメージでツインカムが作られました。
3台目の1975 MV Agusta Blue One、これもカッコいいバイクです。

どのバイクも稲葉さんをイメージしてカスタムされているため、PVで稲葉さんが乗っている姿を見ても、非常にしっくりきています。
稲葉さんは拘りをもってアーチストとしての地位を確立されてきた方です。
カスタムバイクアーチストという方が気をお持ちの方にとって、そんなこだわりを持っている人のバイクはことさら、曲げられないイメージがあるのでしょう。

いずれもすてきなバイクで、稲葉さんだからこそにあってしまうバイクという感じがします。