『ゴーストライダー』

バイク映画といえばやっぱりゴーストライダー

アメリカの人気コミック、マーベル・コミック社のゴーストライダーは、映画としても人気作となっています。
父親を助けるために悪魔に魂を売ったという男がゴーストライダーとなって、悪魔親子との戦いに激闘する映画です。

アメコミの人気作の実写化という事であまり期待されない方もいるかもしれませんが、この映画、本当にコミックのお話から抜け出してきたような臨場感があり、バイクアクションが大きな魅力となっている映画です。

ゴーストライダーのあらすじ

ホラーアクションということでスリルと恐怖、さらにヒーローものが同居しているような作品で、見ている間ハラハラドキドキ、引き込まれていきます。
バイクスタントとして活躍している主人公のジョニーは日本でもファンが非常に多いニコラス・ケイジが扮しています。

がんに全身をむしばまれてしまった父親を救いたいという願いから、17歳という若さで悪魔メフィストに魂を売ってしまいます。
それなのに父親は事故死、所属していたサーカスも追われることになり、よりによってこんな時、恋人とも別れることになります。

心に深い傷を負って生きていたジョニーは、数年後、バイクスタントとして大人気となっていたのですが、悪魔メフィストの息子であるブラックハートが人間界で暴れはじめていました。
息子の行動に困ったのは父である悪魔メフィストです。
自分の息子の行動を何とか食い止めたいと白羽の矢を立てたのはバイクスタントとして活躍中のジョニーだったのです。

ジョニーをゴーストライダーに変身させ、ブラックハートと闘わせる、もしもブラックハートの命を奪う事が出来たら、ジョニーの魂は元通りにしてやるという非常に勝手な方法を考えます。
コーストライダーとなったジョニーは、恐ろしい姿です。
炎に包まれた骸骨という姿なのです。
朝になると元に戻ってしまうゴーストライダーがいかにしてメフィストの子供、ブラックハートと闘うのか・・・ドキドキが止まらない映画です。

ゴーストライダーで引き立つハヤブサ ターボの魅力

この映画、ゴーストライダーでニコラス・ケイジ扮するジョニーがゴーストライダーとなる時利用するのが、ハヤブサ ターボです。

ターボを想像するとイコール速くなるという印象がありますが、どんなふうに早くなるのか、どんな威力を発揮するのか?ということは現実的に考えにくい、想像しにくいです。
でも、ゴーストライダーは「ターボ」というのはこういうもの、こういう魅力があるという事をわからせてくれるのです。

ハヤブサ ターボに乗っているゴーストライダーは時速300km/hでウィリーする、これは実際にハヤブサ ターボで出来ることで200km/hで走行しアクセルを一気に揚げるとホイールスピンするといいます。
もちろん公道でこんなことはできないのですが、ゴーストライダーを見るとハヤブサ ターボの魅力が存分に活かされているのです。

ホラー好き、アクション好き、それにバイク好きな人にもぜひ見てほしいゴーストライダー、若き日のニコラス・ケイジが光っています。