ETCを取り付けたい

ETCを取り付けたい

ETCは高速道路料金所の渋滞緩和のため導入されました。バイクでも高速道路を利用する人が増え、バイク用のETCを取りつける人が増えています。
車用と異なりバイク用のETCは防水や防振対策が施されており割高です。しかし、このデメリットを覆すメリットがあります。

高速道路の利用で便利なETC

ETCを利用することで高速道路の料金が割引されます。代表的なものとして土日や祝日に割引される休日割引や深夜に適用される深夜割引です。さらに利用回数に応じて割引となる平日朝夕割引などもあります。
また、料金所をスムーズに通過できるのも大きなメリッです。料金所で停止させ、通行料を支払うのはかなり手間がかかります。渋滞になるとさらに焦るのではないでしょうか。ETCがあれば常にスムーズです。

ETC2.0とは

新規格のETC2.0は自動料金支払いだけではなく、全国の道路に設置されたITSスポットを通して集約されるデータを活用したサービスが予定されています。
高速道路からの一時退出が可能になりました。今までだと何らかの理由でいったん高速道路を降りて、再度高速道路に戻った場合、そのまま高速道路にいた場合より割高になります。ETC2.0では一時退出でも同じ料金になるように検討中です。実際にいくつかの道の駅を立ち寄り場所の対象として実証実験が始まっています。
他にもリアルタイムで追突注意情報や降雪情報、渋滞情報などが受け取れるようになっていますが、現状のバイクでは画像表示できるものはないため、これからの技術でしょう。

ETCの種類

バイク用のETCには一体型と分離型があります。一体型はETCカードを差し込む車載機本体とアンテナ、インジケーターなどが一体構造となったタイプです。フロント付近に設置する必要があります。
分離型はETCカードを挿入する本体と、アンテナとインジケーターが別になったタイプです。車載機をシート下といった目立たない場所に設置することで盗難されにくくなります。

ETCの取りつけについて

自分で取りつけることもできますが、取りつけについてはお店に依頼したほうが確実です。
料金はお店に依頼する場合、本体プラス工賃、セットアップ料金がかかります。バイク用のETCはコンパクトで防水・防振設計により車用と比べて割高で2万円前後、工賃は8,000~1万円ほど、セットアップ料金は2,500円くらいです。トータルで3万円程度と考えるといいでしょう。