ホンダ CB1000R

すごいぞ!ホンダ CB1000R

CBR1000RRのエンジンそのままに登場したCB1000R。
ストリートファイター系の雰囲気を残しながらのネイキッドバイクに仕上がり、多くのバイカーを虜にしています。
初代「CB1000R」は、ヨーロッパ向けのバイクだったので見た目にもエレガントな雰囲気がありましたが、2代目のCB1000Rネオ・スポーツ・カフェで登場しました。
全体的にクラシックな印象でありながら、ライディングポジションはストリートファイター系と妥協を見せないホンダの本気を感じさせます。

ここに注目!最新のテクノロジーを搭載

バイクの電子制御システムは年々進化を続けていて、どんどんバイクに乗りやすくなってきました。
アシストスリッパークラッチは、クラッチレバーの重さを軽減するのでクラッチ操作が苦手な人もスムーズなクラッチ操作が可能です。
そして、シフトチェンジがボタンで操作できるクイックシフターや出力特性を変化させ、自分に合った走りを可能にした走行モードなどCB1000Rは見た目以上にこだわりを感じさせます。

飛ぶように走る爽快感が魅力

1000ccクラスの大型バイクにもなると、車体がやたらとデカく無骨に感じるのですが、高張力鋼モノバックボーンフレームにアルミダイキャスト製のシートレールがスリムになったことで、とにかく走りが軽くなっています。
一般的なネイキッドバイクハンドル位置が低く、遠くなっているので車重が212kgあるとは思えない軽快感。
フロントまわりもコンパクトでスッキリ、カウルがないので走行時は風圧を浴びて疲労感MAXになるのは間違いないのですが、最新機能によってロングツーリングなどの長時間のライディングにも対応しています。
また、スマホとインカム連携のボイスコントロール機能が追加されたことで、ツーリング等のロングライドに対応できるのもうれしい。

デザイン変更でカスタム人気も高い

CB1000Rの2021年モデルは、より洗練され美しいフロントマスクに変化しています。
また、ラジエターシュラウドやサイドカバーを小型化されたことで、大型バイクとは思えないくらいにスリム化されているのが注目です。
ヘッドライトはティアドロップ形状で造形がなめらかな燃料タンクと、非の打ちどころが仕上がりになっています。

スイスのモーターサイクルショー「SWISS-MOTO」優勝したのが、ホンダCB1000Rのカスタムバイクでした。
カスタムバイクとしても評価が高く、CBR1000RRをベースとしたエンジンの爽快な加速が味わえ、気持ちいいコーナリングも楽しめるとなればバイクファンならずとも注目しない理由はないでしょう。