バイクで広がる人との交流

バイク仲間意識

バイクは基本的に車と違って、ひとりで乗る物です。確かに後ろに人を乗せることはあったとしても、通常はひとりで乗って楽しむ乗り物だと思って良いでしょう。
しかし、バイクを通して、いろいろな人たちと知り合うことができるのもバイクの大きな魅力ということができます。

バイクでどこかにツーリングに行くと、不思議と自分と同じようにひとりでツーリングに来ている人と出会うことが多いです。
そして、何度か同じような場所で顔を知るようになると、そこから自然と会話が始まり、交流が生まれるのです。
そこがバイクツーリングの面白さでもあります。
ひとりで行って、ひとりで帰ってくるということもありますが、たいていは、ツーリング仲間がいるような場所に行くことになりますし、それを目当てでツーリングを楽しんでいる人もいます。

交流の場

バイクに乗ってでかける場所というのは、たくさんあるのですが、ツーリングに最適な場所というのも限られていて、そういうところに人が集まりやすくなるのです。
長いツーリングの途中で立ち寄ったパーキングエリアの食事がおいしいと、そのことが話題になり、そこに人々が集まることもあるでしょう。
特にツーリング仲間というのはそういう情報をみんなで共有したいという気持ちが強いので、ひとりの人がちょっとした情報を流すと、それがすぐに周りのバイク仲間たちにも広まります。

最近ではツイッターなどで拡散を呼びかける動きも出てきています。
こういうのはなかなか楽しいことです。自分ひとりでは集めることができないような情報でも、そのようにして手に入れることができるようになります。
また、人と交流するのが苦手というような人見知りな人であっても、同じようなバイクという共通点があれば、それだけで話が弾んだり、苦手だと思うような人とでも交流を深めたりすることができるようになるのです。

バイクに乗るようになると、そういう人見知りもだんだんとなくなってくるという人もいます。
最初は、バイクは単独で走るのが基本だから、人見知りな自分でも大丈夫だと思っていても、自分と同じような人たちと接しているうちに、安心してそういう人たちと仲良くなっていくということもできるのです。
バイクを通して、普通ではなかなか知り合うことができないような人と知り合えるって素敵なことですよね。

ちょっと自分からなかなか話しかけることはできないけれども、仲間が欲しいなというような人もバイクに乗るようになれば、きっと無理することなく周りに多くの人たちが集まってくるようになりますよ。