『大脱走』

クールバイク

見ていると、バイクに乗りたくなる映画、バイクのかっこよさに気づく映画というのがあります。
映画によって、バイクの魅力を見つけるということをテーマにブログを書きたいと思います。
今回は「大脱走」です。
大脱走は、意外とよくテレビで繰り返し放送されているので、見たことがある人も多いかもしれませんね。
すごく昔の映画なのですが、今見ても面白いと感じることができると思います。

大脱走という題名からバイクのことなどは思わないかもしれませんが、ここに出てくるバイクはとてもかっこよく、大脱走の覚えているシーンは?と聞くと、マックイーンのバイクのシーンという人は多いかもしれません。
それくらい象徴的であり、印象的なシーンだったと思います。
バイクに乗る人に、こんな風に乗ってみたいと思わせるシーンだったんではないでしょうか。
この映画で使われているバイクはトライアンフTR6というもので、マックイーン自体もトライアンフが実際に大好きだったようですね。

あらすじ

あらすじ自体は難しくありません。
3時間近い長丁場の映画なのですが、すごく派手なアクションがあるわけでも、スピード感ある展開というわけでもないのですが、なぜか退屈しない映画です。
第36回アカデミー賞では、編集賞にノミネートされていましたね。
大脱走という題名通り、ドイツ軍の捕虜となったマックイーンなどが、そこから集団脱走をするという映画です。
ちょっと簡単に説明しすぎましたかね。
でも、本当にそうなんです。

戦争映画でありながら、後味も悪くなく、かっこいいシーンがちりばめられている映画になっていますので、バイク好きじゃなくても、バイクがそんなに写っていなくても楽しめる映画だと思います。
昔の映画ですが、今でもバイクをマックイーンのようにカスタムしたいというバイク乗りの人は大勢います。
そしてトライアンフでは、ボンネビルT100というモデルが発表されています。
マックイーンとのコラボでできたバイクで、マックイーンに敬意を表したバイクです。
しかもこれ、世界限定1100台しか生産されないんです。

そして、このバイクはトロフィーTR6をモデルに作ったもので、TR6と言えば先ほどでてきた大脱走でマックイーンが乗っていたモデルで、このモデルにもマットカーキグリーンでミリタリー仕様にしています。
シリアルナンバーが刻印されている貴重車でした。
現代にもよみがえる大脱走。
今は誰がそのバイクを所持しているのでしょうね。