『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

映画好きもバイク好きも夢中マッドマックス

とにかく旧車とバイクが豪華で、映画の内容はもちろんのことチェイスシーンがたまらないとファンが多い映画です。
とにかく「道路交通法違反」に間違いなくなる、クレイジーな改造車が続出。
でも、本当にあったら乗ってみたくなる夢のカスタムバイクが登場しています。

話はシンプルで、凄腕警官のマックスに逆恨みした無法者達が、マックスの家族や同僚を襲い、その復讐に立ち上がる話です。
2015年作「マッドマックス 怒りのデス・ロード」では、北斗の拳?と思わず叫んでしまうような無法者やごろつきが!!
バイクも車も、マッドマックスの世界から急に未来に突入したかのような変わりようです。

マックスも改造人間なのか?そのむちゃぶりがスゴイ

マックス本人も、サイボーグ化したのでは?と思うくらいの変貌ぶり。
最初を見ていない人は、この違和感には気づかないかもしれませんが、最初から怒りのデス・ロードを見るとこれが普通に見えるから慣れって怖いもんですね。

怒りのデス・ロードは「資源がなくて皆困っている」世界になっています。
核戦争が起こって退廃した世界で、金と権力を持った独裁者が資源もなにもかもを独り占めしているわけです。

マックスは家族を守れなかったことでやさぐれていて、流浪の旅に出た感じですかね。
そこで、クーデターを計画する女性と出会って、ボス退治があらすじです。

完全に違法改造!だけどカッコイイ

とにかく荒くれ者が乗り回す車もバイクも「原型がない」くらいに改造されていて、「本当に乗れるのかもわからない」すごい状態になっています。
荒地なのでヤマハのオフロード系バイクが目につきましたが、タンデムして走っているのはロードバイクの改造車です。
基本的にタイヤはオフロードに変更、エンジンとかまではちょっとわりませんが見た目がとにかく別物になってます。

状態が分かるバイクもちらほら

BMWのR90の荷台には大きな荷物がくくられていました。
アウトバーン最速のR90は、今でも多くのバイクファンを虜にします。
トレイルバイクの姿もありますが、少数ですね。

マッドマックスの世界では、給油ポイントも少なくて一般人が入り込むとゴロツキが襲い掛かって身ぐるみ剥がれます。
女性は貢物として、イモータン・ジョー(悪玉の親分)の砦に連れていかれ愛人?になるみたいでした。

カラスの羽のカウル「ホンダ GL1200」も大掛かりな改造がされています。
ヤマハではロングアームのR1、そりのようなものを引いていたのはXT660テネレのようです。

エンジンの形からも、ヤマハとホンダバイクが使われているのがわかります。
付属品?と言いますは、自転車のペダルがついてたり烏の羽が装飾されたり、カウルなどの外装がなくむき出しとか…
あり得ない改造がマッドマックスでは普通に見えるのは凄すぎです。