『ターミネーター2』

やっぱり続編のターミネーター2

いきなり裸で登場するわ、人間とは思えない筋肉、そうして無機質なターミネーターを見事に演じきったアーノルド・シュワルツェネッガーさん。
すべてが凄すぎる映画で、息する間もなくラストまで一気に駆け抜けた映画でした。
「ターミネーター」は物語の始まりなこともあり、ロマンスな要素もありましたが、いい感じのところにターミネーターがやってきてぶち壊すという…。
アクションやバイク、トラックなど見ごたえがありましたが、ターミネーター2ではパワーアップしてバイクシーンが見どころになっています。

近未来でもバイクは健在なのか!

ターミネーターは「人工知能の暴走」を阻止する「ジョン・コナー」を機械軍が暗殺しにくるとシンプルな話でした。
AIがメインになる未来というのも怖いのですが、世界観的には車もバイクも運転は人はいないようです。

T-800が逃げたカイルとサラを追跡するために使ったバイクがCB750 FOUR K2です。
車はシボレーが多いのですは、バイクはホンダを使っています。

CB750 FOUR K2は発売と共に話題になったバイクで、世界的に名品と呼ばれている伝説のバイクです。
特攻の拓とか、750ライダーなどの漫画にも登場する、バイク好きにはたまらないレアバイクです。

サラ・コナーがバイト先に向かう時には、ホンダ エリートに乗っています。
ちょっと四角い感じが、今見ると懐かしいです。

ターミネーター2の世界

そんなターミネーター2ですが、アーノルド・シュワルツェネッガー演じるT-800・モデル101と、ジョン・コナーがバイクで奔走するシーンが映画の中では描かれています。
ターミネーターでは、T-800がサラ・コナー(人間)を暗殺するためにバイクを使いますが、ターミネーター2ではT-1000からジョン・コナーを守るため疾走することになっています。
だったら、スピード勝負のスポーツバイクの方がいいのではないかと思いますが、ハーレーが登場します。

ハーレーでのバイクチェイス

T-800・モデル101が乗り回したバイクは、1991年型FLSTF FAT BOY(ファットボーイ)です。
独創的なバイクですが、これは公式カスタムバイクでファクトリーカスタムと呼ばれるモデル。
エンジンは1340ccのV型2気筒、(エボリューションエンジン)です。

これはウイリー・G・ダビッドソンがカスタム好きだったこともありますが、ある程度の宣伝効果はあったんでしょうね。
敵のT-1000が乗っていた白バイは、白バイ野郎ジョン&パンチでもお馴染みのカワサキKZ1000P。
警官ですからね、学習能力あるんでしょう。
T-800・モデル101がファットボーイに乗って、ジョン・コナーを追いかけ、彼はXR100Rで逃げるシーンも印象的でした。