【石川県】千里浜なぎさドライブウェイ

日本で唯一車やバイクで走ることのできる砂浜

金沢市内からのと里山海道を40分ほど走ると能登半島の西側にある付け根部分に到着します。
ここに日本で唯一車やバイクで走ることのできる砂浜の千里浜なぎさドライブウェイがあります。

国内で唯一車で走れるとして大変人気のスポットで県外からも多くの人が訪れる人気ぶりです。
夏場は砂浜で海水浴を楽しむことができますし潮干狩りを楽しむこともできます。
そのような場所でありながら車が走れるということで多くの人がなぜそのようなことができるのかと不思議に思うものです。

このように砂浜なのに車やバイクが走ることができるのは、通常の砂浜に比べて砂の粒子が細かいためです。
細かいだけでなく、ある程度大きさや粒もそろっているか配っていない砂が海水を含むことでぎゅっと固まります。
そのためタイヤが砂に取られず走ることができるのです。

砂浜を走ることができる場所というのは世界的にも珍しく貴重です。
日本では千里浜なぎさドライブウェイだけですし、世界的にみてもフロリダのデイトナビーチ、ニュージーランドのワイタレレビーチしかなく、一度は訪れて体験したい場所といえます。

千里浜なぎさドライブウェイへのアクセス

千里浜なぎさドライブウェイへは金沢市内からはもともと能登有料道路であり現在は無料化しているのと里山海道を進めば到着することができます。
今浜インターチェンジでおりて少し走れば到着することができますし、輪島方面からであれば千里浜インターチェンジから訪れることができ、アクセスはしやすいです。

能登半島は魅力的な場所がたくさんあるため、千里浜なぎさドライブウェイと合わせていくつかのツーリングスポットを巡るプランを組むのがおすすめです。
途中での宿泊場所もいろいろな選択肢がありますし、アウトドアやリーズナブルなたびにこだわる場合にはキャンプ場を利用するという方法もあります。
全体的に走りやすい道が多いですし、海沿いを走れる道は気持ちよく、おいしいものもたくさん食べることができるのでぜひ千里浜なぎさドライブウェイだけでなく周辺のツーリングや観光もして楽しみましょう。

千里浜なぎさドライブウェイを走る際の注意点

車で走ることができる砂浜ではありますが、あくまでも下は砂地です。
そのためわだちのできている部分は安定して走ることができますが、路肩にあたる部分には風で飛ばされた砂が集まっていたり固まっていなかったりして柔らかいこともあります。
そこでスタックする可能性もありますから、極力ほかの車のタイヤ跡がある場所を選んで走るほうが安全です。

砂が濡れているときも走行に注意が必要です。
もちろん天候が悪ければ入場規制がかかることもあることを理解しておきましょう。