お尻の痛み対策

こまめな休憩が大切

短時間なら大丈夫だけど、ロングツーリングになると段々お尻が痛くなることがあるのでは?
特に座面の細いシートや厚みのないシートだとお尻が痛くなりやすい傾向にあります。
今回はお尻の痛み対策について紹介します。

お尻が痛くなってからでは遅い

お尻が痛くなる原因は、ずばり血行不良です。
バイクに跨る場合、自分の体重がお尻に圧がかかります。足もぶら下がった状態になるので、血行不良が起こり痛みやしびれが発生します。
特にシートが硬い、薄い、狭いのオフ車やスポーツタイプは症状がでやすいでしょう。
そのため、尻痛は事前に対策することが重要です。お尻が痛くなってくると手遅れですので、先手を打っておきましょう。

改善方法について

単純ですが、こまめに休憩を取りましょう。休憩を取る目安は人や乗っているバイクによって異なりますが、40分前後がベストです。
尻痛がでる前に休憩しましょう。
休憩時に血行を改善するにはストレッチやマッサージをするとさらに効果的です。痛みを感じる場所を伸ばすことで血行が促進され痛みが緩和されます。
走行中は乗車ポジションを使い分けましょう。シーンにあわせてお尻を微妙に動かして、圧力を分散するようにします。

グッズで改善

お尻の痛みを改善するためのグッズが色々でていますので試してみるといいでしょう。

シート用クッション

衝撃吸収剤を内蔵したクッションをシートに装着することで、お尻の痛みを防いでくれます。
また、腰痛対策にもなるので、腰痛がある人は試してみてください。
バイクの見た目に影響することと、足つきが若干変わりますので、注意してください。

パッド入りアンダーパンツ

お尻部分にパッドを内蔵したアンダーパンツ。シート用クッションと併用するとさらに効果的です。
シルエットへの影響があったりするので試着したほうがいいでしょう。

ロングツーリングでのお尻の痛みは上手につきあう必要があります。
最新バイクは特にスポーティーなタイプが多くシートに快適性を求めるのは難しくなっています。
乗り方を工夫しグッズを上手に使い、快適なツーリングを楽しみましょう。